新しく買ってきた木材をちょっと古く、アンティーク調に見せたいときってありませんか?
今だとダメージ加工が簡単な塗料などもありますが、塗料を使わず、出来る限り自然な感じで古材っぽさをだしたい…。そんな時にオススメなのが、100円ショップで簡単に手に入る重曹とお酢とステンレスたわし、そして水を使ったダメージ加工です!
・加工したい木材
・重曹
・お酢
・ステンレスたわし
・水
・軍手
・霧吹き
・タオル(雑巾)
・のこぎり
・曲尺
・鉛筆
※カットしないのであれば、のこぎりや曲尺や鉛筆はいりません。
加工方法
今回は、1束で売ってる杉の荒材を使いました。
加工前は、何処にでもおいてある木材の色ですね。ちょっと赤みがかってますが。
まずは、この木材を必要なサイズにカット。
今回は600mmの長さになるように木材をのこぎりでカットしました。
カットした木材を並べてみました。
さて、ここで満を持して、重曹たちが登場ですw
木材に水を塗ってその上に重曹を振りまきます。
私はうまく振りまけずどばっと一箇所に落としてしまったので、軍手を着用した手で重曹を木材全体に塗り拡げました。
重曹を塗った木材にお酢を振りかけます。私はいらなくなった霧吹きにお酢を入れて使いましたが、直接かけても問題ありません。
お酢を掛けると、シュワシュワと泡が出て、お酢と木材の匂いがしてきます。お酢の匂いが苦手な人はマスクをしたり布なので口を覆いましょう!
この状態で、大体15分以上放置すれば、古材風加工が出来上がりです!……が、運悪く10分くらいで天気が崩れ、雨が降ってきました…。
それでも少し、黒ずんできていたので、小雨の降る中、木材の重曹をステンレスたわしで擦りながら水で洗い落とし、雨の当たらない玄関口に避難させてこの日は終了しました…。
雨が本格的に降ってきたので、ステンレスたわしを使っているシーンは撮影出来ませんでした…が少し力を入れて木材に傷をつける感じで、擦り落とすといい感じになりますよ!
あ、軍手はしっかり着用してくださいね!荒材の場合はささくれが多くありますので!
翌日見てみると、作業途中だったにもかかわらず、しっかりと加工されていました。
一番右が加工していない木材になります。
ちょっと黒っぽく加工できた木材と薄く加工出来た木材を並べて見ました。
一番左が未加工の木材です。
こうやって並べて見ると大分印象がかわりますね!
どうでしたか?思った以上に簡単に古材風に加工できたかと思います!もしよければみなさんもチャレンジしてみてください!
注意点として室内でする際はしっかりと換気しながら作業を行ってください!お酢を使うので匂いで大変な事になりますよ!!
ワンポイント
さらにダメージ加工を追加したい場合は、重曹などを塗る前に、木材に傷をつけたり、ワイヤーブラシやヤスリ、グラインダーなどで荒く削ったりすると更にいい感じに古材風になりますのでみなさんのお好みで追加加工してみてください!
それでは良いDIYライフを!!
追記
今回加工した木材でちょっとしたものを作りました。
荒材の残りを使って、裏面を木工用接着剤と釘を使って固定し、ワックスを軽く塗って仕上げたがだけの集合版ですがw。
今後、何か料理を作ったり、小物を作ったりした時はこの台の上に乗せて撮影をしたいと思います。
試しに厚紙と、プラバンで作った車の模型を並べてみました。
荒材は比較的安価で手に入るので今後また作ってみたいと思います。
その時はもう少しダメージ加工を加えて、さらに塗装をしたりして別物を作ってみたいと思います!