こんにちは。ライターのイタガキマリコです。実は、私は元ベーシストです。といってもプロだったわけではありません。しかし、バンドを組み、仙台のライブハウスに出演したことも何度かありました。
今は子育てもあり、バンドはやめてしまいましたが、趣味としてベースを弾くのを楽しんでいます。
この記事では、ベースについての魅力をたっぷり語ります。
私はGLAYのJIROに憧れてベースを手にした
私は高校に入ってから、バンドをやりたい!プロになりたい!という気持ちが強くなりました。でもバンドはたくさんの楽器が必要です。そのすべてをやることは出来ません。さて、何をしよう?そう思っていた時、私は衝撃を受けることになりました。たまたま見たのがGLAYの98年のスタジアムライブのビデオでした。そこでベースのJIROさんに憧れて、バンドで必要な楽器の中から、ベースを選び、始めることにしたのです。
ベースやるの?と皆に驚かれた
ベースを始める!と決めてから、楽器を買うためにアルバイトをさらに頑張りました。また、ベースを始める!と家族や友達にも話しました。すると、皆が同じ反応を示しました。
「ベースやるの?ギターじゃなくて?ベースって何を弾いているかわからないじゃん!」
実は、当時確かにと思ってしまったのも事実です。この頃私はベースの凄さ、面白さを知らなかったのです。
実際に始めたらどんどんベースが楽しくなった
実際に始めたらどんどんベースが楽しくなった
私は初心者ベースセットと呼ばれる、ベース本体と小さいアンプと、というセットを購入しました。(最初の写真とは別のベース)
さらに、練習するなら!とバンドスコア(楽譜)も購入しました。バンドスコアはその後増えに増え、こんなにたくさん買うことになりました。
かなり懐かしいですね。GLAY、ジュディ&マリー、ラルク、hideさんのスコアです。
一人で練習していても曲と合わせると楽しい
高校を卒業してバンドを組むまでは、ずっと一人で練習していました。方法は、スコアを見て弾き、音と指の場所を覚え、CDに合わせて弾くというものです。また、慣れてくると、ベースラインをコードの中で変えてみたり、和音の練習もしていました。
この時点で曲と合わせる(つまり他の楽器と合わせる)ことが難しいながらもとても楽しいことがわかりました。ベース音だけを聴くと、確かによくわからないこともありますが、他の楽器、歌と合わせた瞬間、なるほど!と思えるようになったのです。
だんだん、ベースラインと歌のメロディの関係性もわかってきました。
ドラムと合わせるのが重要。ベースとドラムはバンドの土台
ベースはほかの楽器と合わせると楽しいのですが、一番重要なのはドラムと合わせることだったのです。ドラムにはたくさんの太鼓(ここではそれぞれの呼び方は割愛)がありますが、それぞれ音が違います。ベースはそのドラムの音とリズムに合わせることが出来るのです。むしろ合わせなければいけないのです。
ベースの音なしの曲を聴いたことがありますか?確かにドラムの低い音は鳴っていますが、なにかスカスカしていて物足りないと私は感じました。
ベースとドラムはまさにバンドの土台です。どのくらい土台かというと、ベースとドラムのリズムの上にギターが乗り、歌が乗ります。ピアノが乗ることもあります。
弾く、歌うのでなく「乗る」と書きましたが、まさに乗っかっていく、というのが弾いていてしっくりきました。
ということは、土台のリズムが崩れればバンド全てが崩れてしまう、ということです。速くなれば全て速くなっていくし、遅くなれば全て遅くなってしまうのです。
それだけベースとドラムのコンビは重要なのです。責任重大!と思うかもしれませんが、バンド全体を支えている!という思いは、サポートが得意な私にとってはぴったりだったのです。
現在の私のベース環境
現在、私はバンドを辞めたのですが、趣味としてベースをたまに弾いています。今主に弾いているベースが、下の写真のベースです。
主に弾いているのはGL2000というベース
主に弾いているのはGL2000という名前のベースで、プロの人も使っている人が結構います。本体の木の色がとても気に入っています。また、色だけではなく音もとても良いです。
楽器屋さんでメンテナンスをしてもらったので、まさに楽しく弾けています。
自宅にあるアンプはアイバニーズ
現在はたまにしか使いませんが、自宅にはベースアンプがあります。アイバニーズというメーカーのものです。
最初はセットについていたベースアンプを使っていましたが、バンドをやっていた頃購入しました。かなり大きくて重いので、自宅の押し入れが指定席です。
この大きさであれば、スタジオにもっていっても使えそうです。趣味で弾くのであれば、もう少し小さいアンプでも大丈夫です。
楽器屋さんでメンテナンスしてみたら別な楽器のようになった
弾いてはいましたが、しばらくメンテナンスというものをやっていなかった私のベースですが、いい加減メンテナンスしよう、と楽器屋さんに持っていきました。
すると、弦を張り替えたり、それ以外にもいろいろやってくれたようで、(私はその場にいませんでした)帰宅して弾いてみると、新しい楽器のようになっていました。
やっぱり、弦の張り替えを含めたメンテナンスはこまめにやるのが一番です。ベースが長持ちします。
まとめ ~やっぱりベースは楽しい!~
高校時代にベースを始め、バンドを組んだり、趣味として弾いたりと、長い間ベースを弾いてきましたが、練習すればするほど、ベースのことを知るほど楽しくなっていきました。
ベースを購入することと、慣れるまでの練習はちょっとハードルが高いかもしれませんが、是非ベースを弾いてみてほしいと思います。また、いろいろなプロのバンドのベーシストにも注目してほしいです。姿形だけじゃなく、音やベースラインにも、個性が出ていて面白いですよ!